バーチャル職場見学
[今川焼編]
Step1
衛生
安全安心でおいしい商品はまず清潔から
体に付着している埃や毛髪の混入を防ぐため、工場に入る前に制服へのローラー掛けと手洗いを入念に行います。
Step2
原料荷受け
今川焼の原料をしっかりとチェック
入荷した原料は賞味期限や個数を確認しながら二次元コードを貼付します。
Step3
計量
味を左右する計量、細心の注意を払って
今川焼に使用する小麦粉や卵、砂糖などの原料を計量します。
Step4
混合
機械と人の目、人の手で何重にも確認し、生地を作る
計量した原料を、生地を混ぜ合わせるミキサーへ投入し、混合します。
計量・混合の際に原料に貼付されたバーコードを読み取り、タブレットを操作、確認します。このようにコンピューターで管理をしながら作業を進めることで、原料の計り間違いや入れ忘れなどを防止しています。
Kyurei's Points!
Kyurei's Points!
原料の配合手順を間違えずに行い、配合ミスをしないことがなにより重要。
入れ間違いや入れ忘れがあると、その生地は廃棄になってしまいます。「どうすればミスを防ぐことができるのか」と配置や動作の流れを考えながら作業しています。
また、異音・異変がないかにも注意を払い、機械が正常に作動しているかを常に意識しています。
Step5
焼成
見た目と温度にこだわり、今川焼を焼き上げる
生地と餡を焼成機に流し入れ、焼いていきます。
焼き加減の調整をしたり、今川焼の重量や品温が基準通りか確認します。
焼成後の商品温度は、衛生管理手法HACCPの中で最も重点的に管理が必要な箇所であるCCPに指定されているため、必ず確認をします。
※HACCPとは?
Kyurei's Points!
Kyurei's Points!
同じ今川焼でもあずきあんやカスタード、季節限定のチョコレート、クリームチーズなど商品によって特徴が異なります。また、気温や原料の状態も焼き上がりに影響します。その微妙な違いに合わせて原料の充填量や火力を微調整することで、きちんと生地が広がり綺麗な今川焼が焼けるのです。商品によって焼き色、形、重量などを定められた基準通りに細かく調整することで常に同じ品質の今川焼をお届けしています。
※HACCPとは?
Hazard Analysis and Critical Control Point。食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因を把握した上で、それらの危害要因を除去または低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法。なかでもCCPは特に重点的に管理が必要とされ、キューレイでは最終加熱工程・最終異物除去工程がCCPに指定されています。
Step6
冷却・包装
出荷前の最終工程。品質と安全を厳重にチェック
フリーザーで急速凍結した今川焼を機械で包装します。
包装時にはX線・金属検出器を使用して今川焼の中に異物がないかを検査します。また、人の手で焦げなどの付着がないかも確認します。
Kyurei's Points!
Kyurei's Points!
包装は出荷前の最終工程なので、入念に検品を行い、不良品を出さないようにきれいに包装する必要があります。この作業を全員が同じ判別基準で行うことができるよう、標準書を作成し、基準見本と見比べながら作業を行い、品質を一定に保っています。このように機械と人で厳重に徹底して確認を行うことで、安心・安全な製品づくりを実現しているのです。
Step7
検査
出荷に向け衛生検査を実施
衛生検査を行った今川焼は冷凍倉庫で保管され、その後、全国へと出荷されます。