採用情報

RECRUIT

「冷凍食品の製造現場ってどんな雰囲気?」
「“おいしさ技術”ってなに?」
「入社したらきっとギャップがあるんだろうな」
そんな疑問について新入社員と先輩社員がホンネでトーク。
キューレイのリアルを語り合いました。

参加者&
プロフィール

業務部

阿部 健太郎

2019年入社

大学では工学部ながら微生物の研究に従事。その経験から食品業界へ興味を持つように。キューレイ入社後は2年間、炒飯の製造ラインでオペレーターを務めた後、業務部へ異動。

開発部

新井 美咲

2022年入社

大学では食品生命科学を専攻し、それがキューレイと出会うきっかけに。趣味の旅行では、温泉に行くことが多く、入社から3年で九州の有名な温泉地はほぼ制覇したという猛者。

製造部

横山 航

2024年入社

広島県で過ごした大学時代、自転車通学だったことでサイクリングが趣味に。連休にはキューレイのある宗像市の観光地へ自転車で行こうと計画しているそう。

製造部

木下 結衣

2024年入社

生まれも育ちも福岡県。地元に貢献できる企業を探し、キューレイを志望。フードスペシャリストの資格を持ち、製造部でおいしい商品を作り続けるのが目標。

製造部

森田 海斗

2024年入社

趣味は「おいしい料理を食べ、お酒を飲むこと」。コロナ禍の大学時代には、男友達で集まって腕を披露する「手料理会」を開催するほどの料理好き。それが食品業界を志す動機に。

「“おいしさ技術”ってなんだ?
どんなこだわり?」がきっかけ

―入社動機&業務内容について

阿部

きっかけは、子どもの頃から食べていた今川焼。製造している会社を調べてキューレイにたどりつき、「おいしさ技術で感動と幸せを」というモットーを知って興味を持ちました。妥協なく作り上げた商品を食べてもらい、幸せを感じてもらいたいという想いに共感したのが入社の動機になりました。製造部で2年間、炒飯を担当した後で業務部に異動しています。

新井

共働き世帯が増える中、冷凍食品の需要はますます伸びるだろうと考え、この業界を選びました。キューレイは面接の雰囲気が良くてどんどん話が弾み、その中で聞いた冷凍食品の開発に興味を持ったのが決め手。ほんとうに美味しい商品作りをしているのがわかり、自分も開発を手がけたいと思いました。その願いが叶い、現在は新商品の開発を担当しています。

森田

自分も入社動機は、おいしさへのこだわりを知り、工場見学や面接で雰囲気の良さを感じたことです。「人の手で作ったような味に近づけよう」といろんな工夫をしていることを知り、自分も開発に携わりたいと思いました。新入社員は全員、1年目は製造部で商品の製造を経験しています。自分はクリーム系の今川焼の焼成工程担当です。

木下

おいしさ技術はキューレイが推しているので、会社を選ぶ時の注目ポイントになりますよね。私も「どんな技術?」と興味を持ったのが入社理由の1つです。地元の福岡が好きで、転勤なく働き続けられるのも大きな理由です。現在は炒飯ラインの仕込み工程エリアを担当しています。

横山

食品に興味を持っていたこともあり、製造や開発など幅広く業務に関わりたいと思ったのが入社動機です。キューレイにはジョブローテーションがあるので、それが可能だと感じました。先輩お二人はジョブローテーションで複数の部署を経験されていますし、いろいろなお話を聞きたいと思っています!

―入社後に感じた想像とのギャップは?

横山

想像以上に製造段階で人の手が加わっていること。生地の充填量や焼成の温度などをその日の気温などに合わせて細かく変えています。これもこだわりの「おいしさ技術」のひとつだ、と思っています。

木下

1年目の新入社員も「おいしさを追及するために」と主体的に意見やアイデアを出すことが求められますし、実際、若手が活躍したりチャレンジする機会が多いのには驚きました。

森田

それが仕事の楽しみや面白さにつながってますよね。主体的に動いてコミュニケーションを取れば、先輩やパートさんとも交流できて仲良くなれる。工場は思った以上に和気あいあいとしていました。

新井

工場は「黙々と作業している」イメージ、ありますよね。実際はチームでの作業も多く、みんなで相談したりと明るくてあたたかい雰囲気で、マスクの下は笑顔だったりします。

阿部

一方で自動化やDXには積極的で、第三工場のように最新鋭の設備で製造をほぼ完結させるという取り組みにも積極的です。

横山

AIやアプリ、システムも「新しいことは、まずやってみよう」となりますよね。ラインで集めたデータを活用して、規格外の製品を減らし生産性の向上に貢献できたことがあります。こういった改善活動については社内でも積極的に行っていますね。

森田

「おいしさ技術」って「より良いことは積極的に採り入れる」がベースになっているかもしれないですね。

木下

人の代わりにできることは機械に任せて、人は人にしかできないことをやろう、というのも「こだわり」かも。

横山

これからいろんな部署を経験してキューレイにたくさんある「こだわり」を知りたいですね。

さまざまな知識と経験を
積みながら歩むキャリア

―ジョブローテーションで希望の業務に就けますか?

新井

新入社員には開発希望が多いみたいですね。私も就活の選考時や入社後の面談で「開発を手がけたい」としっかりアピールしていました。

阿部

ただ、希望している部署に配属になるかは、部署の状況にもよるのでタイミングもありますね。自分は品質保証が希望でしたが、最初のジョブローテーションでは業務部配属でした。

森田

希望が必ず通るというわけではないのですね。

新井

製造部では今川焼担当だったので、開発でも手がけたかったけれど、実際は炒飯の担当になりました。そういうケースも多くあります。

横山

ジョブローテーションなので、広く様々な業務を手がけて知識と経験を身につけようということですね。

阿部

業務部に配属になってわかったのは「製造部での経験がフルに活かせる」ということでした。今の担当が卵・副原料・油の発注と調整、原料の受け入れ業務などですが「これだけの量があればこの期間は大丈夫」など経験から判断でき、業務をスムーズに進められます。

新井

開発も同じですね。炒飯を扱うのは初めてでしたが、今川焼のラインで身につけたことや、パートさんたちが困っていたこと、そのためにした改善など、1年目のことを思い出すと、新商品の開発を考える際も役に立ちます。

阿部

業務部は製造部と密にやり取りして仕事を進めますし、開発部からも「このコストでこの品質の原材料を、いつまでに仕入れたい」とオーダーが来て打ち合わせもします。どこに配属になっても、キューレイに対しての理解が深まり、より広い経験ができる。なにより製造部での経験が生きると思います。

新井

開発部に異動してからより多くの人とコミュニケーションを取る機会が増えました。アレルゲンを含む炒飯の開発では、アレルギー対策としてコンタミネーション防止のために製造部といろいろ話し合いました。木下さんが炒飯担当だったので、たくさん話しましたね。

木下

炒飯製造後に清掃してアレルゲンを取り去り、安全に別商品の製造を始めるスキームの検討など、製造部の仕事を知っている同士なので、話が早かったですね。

横山

そういうお話を聞くと、いろんな部署を経験していくのが楽しみになりますね。

森田

お二人は今後やってみたい業務はありますか?

新井

開発の知識と経験は製造部の仕事に活かせると思うんです。新人のころとは違った視点でおいしさに貢献したいですね。

阿部

サプライヤーの工場診断などで出張も多い業務部の仕事は刺激的で面白いですね。いろんな部署と関わる業務部での経験はどこにいっても活かせるので、次のローテーションが楽しみです。

どんどんチャレンジし、
失敗も糧にして、
より良い明日を目指す

―入社してからの失敗エピソードはありますか?

木下

解凍する原料の量を間違えてあやうく原料をムダにするところでした。すごく冷や汗をかきました...。

横山

動作異常に気づかず、焼成機が止まってしまったというトラブルを起こしたことがあります。

森田

自分も今川焼のクリームの調整を失敗してムダを出してしまったことがあります。そういう失敗ってみんなあるんですね。

阿部

先輩や上司は「どうしてそうなったか、原因を究明して改善方法を考えて」と言うけれど、必要以上にしかられたりしなかったでしょう?「より良くできるなら、失敗は成功の糧になる」というのがキューレイらしさなんですよ。

新井

「自分の思うようにやれ。責任は私が取る」と開発に異動してすぐ言ってもらえ、思いきり仕事に取り組めるようになりましたよ。上司や先輩の面倒見が良いのも社風ですよね。

阿部

ちなみに私が新人の頃、スイッチを入れ忘れてお米が炊けず、炒飯ラインのスタートが遅れてしまったことがありました。

新井

私も製造テストで塩の量を間違えて10倍入れて、「しょっぱすぎる!」とみんなを驚かせたことがあります。時間が無くて再テストができず、開発室で先輩たちと何度も試作してリカバリーし、なんとか事なきを得たのは良い想い出ですねえ。

森田

先輩方……かなりな経験をされているのですね(苦笑)

阿部

その後、スイッチを入れ忘れない仕組みを考案して採用されました。トラブル防止に役立てたので、ケガの功名です(笑)

―先輩との交流&面倒見のよさは?

新井

私は木下さんのメンターですが、相談や悩みを聞いてアドバイスしたり導く立場であまり自分の話はしないのでびっくりさせたかもしれないですね(笑)

木下

でも違う部署の先輩と業務の話ができるのは助かりますし、プライベートの話ができるのもとても楽しいです。

横山

仕事の相談ができたり、上司の昔の話を聞いたりできるのはいい時間ですよね。

阿部

入社後半年間、メンターとの食事代は会社が一部負担してくれるので、おいしいご飯を食べられる機会でもありますね。新入社員時代は焼肉やお寿司を食べたなあ(笑)

森田

同年代の友人や同期とは違った時間が過ごせ、キューレイのある宗像市や福岡市のお店を知ることができるのも嬉しいですね。

オンオフを超えて広がる
キューレイのつながり

―プライベートはどんな過ごし方をしていますか?

新井

私は旅行が趣味なので、有給休暇を活用していろんな所に出かけています。この間は車で甲子園まで行きました。

横山

甲子園はすごい!サイクリングが趣味なので近所を走ったりしますが、まだ遠出はできていませんね。次のまとまった休みは足を伸ばしたいなあ。

木下

夜勤が始まって友人や家族と時間がなかなか合いませんが、この間は同期とスケジュールを合わせて一緒に推しのコンサートに行って楽しみました!

森田

自分は料理が趣味で、ほぼ毎日自炊しています。お酒も好きなので、つまみ系が多いです。平日は飲み過ぎないよう気をつけつつ、社会人になったのでちょっといい調味料やお酒をそろえたり。楽しさの幅が広がってます。

阿部

私は結婚したので、最近はマイホームを建てようと、宗像市の近くで土地探しをしています。キューレイは転勤がないので、安心して家が持てますね。

―キューレイ内で交流はありますか?

新井

キューレイはボランティア活動やイベントごとも多くありますよね。皆さんは参加していますか?

木下

年齢や部署を超えて、家族ぐるみでも交流ができると聞いて、興味を持ってます!

横山

製造部以外の人たちとの交流がたくさんできそうだから、そういう機会を活用したいですね

森田

会社のイベントには積極的に参加していて、そこで仲良くなった人たちと一緒にBBQをしたりしています。そうやってプライベートが充実するのも魅力ですよね。

「おいしさ技術で感動と幸せを」

―キューレイってどんなイメージ?

木下

機械化できるところは機械化し、人の手を加えてでもこだわるところはとことんこだわって生まれる「おいしさ技術」には入社後も驚かされていますし、積極的に学んでいきたいと思っています。

阿部

入社前の工場見学では「思った以上に職人的な製造現場」と感じました。でもいろんな業務を経験すると、初めてでもマニュアルが完備されていて、経験ゼロでも業務ができるようになっていることに気づきました。「標準化が進んでいる」と驚いたことがあります。

森田

確かに、職人的こだわりと最先端の技術が融合しているイメージがありますね。

新井

第三工場は典型的ですね。炒飯の製造工程はほぼ機械化されていますが、そこに活かされているのは職人的な味へのこだわりです。それに、炒飯は誕生以来20年以上、定期的に味を変えているんです。新しい味へ改良して、それを機械で再現しているんですよ。

木下

第三工場の見学通路には「本格炒め炒飯®」の歴代のパッケージをパネルで展示していますよね。初めて見た時は「パッケージも変えるんだ!」と驚きました。

横山

DXの取り組みなどには積極的。でも人の感覚は大切に残しているのですね。

阿部

木下さんが話したように、機械ができる作業は機械に任せて、人は「人にしかできないこと」をやろうというのがキューレイ。それが味の改良だったり、新商品の開発だったり、原料の選定や交渉、品質の向上だったり。

新井

「こだわり」なんですよね。

木下

だからキューレイは人を大切にするんですね。

森田

メンター制度をはじめ悩みや相談のコミュニケーションがとれる場を作ったり、失敗を恐れず挑戦できる環境を作ったりと力を入れてくれていますね。

横山

ジョブローテーションや年に1度のキャリア調査もその一環ですね。

新井

福利厚生も充実していますよね。

阿部

産休・育休の取得後に女性社員は全員が職場復帰していますし、最近は男性社員も積極的に育児休暇を取得するようになりました。

木下

社員食堂が従業員価格で利用できたり、夏にはアイスが無料だったりと、嬉しいところもありますね(笑)

森田

横山

確かにあれは嬉しい!

阿部

会社が力を入れて挑戦できる環境を作ってくれるから、私たちは思う存分こだわることができる。これからも「おいしさ技術」を追い求めて「感動と幸せ」を提供したいですね。